いちごイメージ
年末になると店頭に多くのいちごが華やかに並びます。私の子供がまだ幼いころ、店頭にいちごが並び始めると必ずねだられたのを思い出します。以前は春が旬だったいちごも、昨今では植物の生育を早めて、自然の環境より早い時期に収穫する促成栽培に変わり、冬から味わえるようになりました。そのおかげでクリスマスケーキも美味しいいちごで楽しめるようになりました。
山形県のいちごは、実は歴史が古く戦前から庄内で露地栽培が始まりました。県で開発した品種「おとめ心」は、甘みの中に程よい酸味があるので、生クリームとの相性抜群でケーキにもぴったり。ジャムとしても絶品の品種です。春から初夏までは「おとめ心」、夏から秋は「サマーティアラ」、12月頃から春まで「とちおとめ」と1年を通して楽しめます。
捨ててしまうヘタの活用術を伝授したいと思います。ヘタをよく水で洗い、しっかり乾燥させるだけ。お湯を注げばいちごの風味が楽しめるお茶になります。そしていちごが多めに手に入ったら、グラニュー糖とレモン果汁といちごをボウルに入れ、一晩冷蔵庫に入れるだけで、朝にはフレッシュな食感が美味しい生ジャムに。その2つを主役にしたブランチはいかがでしょうか。いちごのヘタのお茶と、スコーンにいちごの生ジャムとクロテッドクリームを添えれば、日常が贅沢で素敵な時間に変わりますよ。
私はイギリスの有名な某陶器メーカーが大好きで、結婚のお祝いに同僚からそのメーカーのいちご柄の茶器セットをプレゼントされ、今でも大切に使っています。いちごは可愛らしい見た目でデザインとしても人気が高く、いちごがあると生活に潤いを与えてくれますね。
いちごの柄が素敵な茶器セットにいちごのヘタのお茶を入れて
山形県さくらんぼ&フルーツPR協議会(山形県農林水産部農政企画課内)
山形市松波二丁目8番1号
電話.023-630-2414
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