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Fruit Discovery
フルーツ ディスカバリー
~りんご編~

山形県朝日町のりんご

寒さを感じる秋から冬にかけて、りんごが恋しくなりませんか?今では保存の技術が進歩し、1年中味わうこともできますが、やっぱり旬の時期に食べるのが格別ですよね。りんごの産地といえば生産量の約6割を占める青森県がもちろん有名ですが、長野県、岩手県、山形県、福島県もそれに続く代表的な産地です。

りんごの品種の代表選手といえば「ふじ」。日本でも世界でも一番作られているそうです。そして山形県の朝日町は、「ふじ」の無袋栽培の発祥の地と言われています。無袋栽培は葉を摘み、玉廻し(りんごを回す)をして太陽光をたっぷり当てて栽培するので、味の良さで人気が高く、私は無袋の「ふじ」が大好きです。そのほか好みになるのですが、長野県の「シナノスイート」と「シナノゴールド」、福島県の「べにこはく」、青森県の「トキ」と「星の金貨」など全国には美味しいりんごがたくさんあるので、ぜひ食べ比べしてみてください。

さて、りんごと言えば皆さんご存じのとおり、カットをして時間がたつと茶褐色に変色します。水1ℓに小さじ1程度のレモン果汁かアスコルビン酸(ビタミンⅭ粉末)を混ぜた液に入れることで、変色を防ぐことができますよ。

皮は紅茶の葉と一緒にポットに入れて、湯を注ぐとりんごの香りのするアップルティーが簡単にできます。ジャムやコンポートを作るときは、赤いりんごの皮を一緒に煮ると、風味も良く、ピンク色に仕上がり見た目も可愛くなります。皮も再利用できるのも嬉しいですね。

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山形県朝日町のりんご

一般社団法人フルーツラバーズライフ
久保直子

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