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Fruit Discovery
フルーツ ディスカバリー
~柿編~

/柿の生ハム巻き 右/山形県産庄内柿

柿は紅葉に馴染む美しい橙色が目を惹く、日本の風景にマッチした果物ですよね。甘さが際立ち酸味が少なく、老若男女と幅広く好まれています。酸味がある果物にビタミCが多く含まれている印象がありますが、柿にも多くのビタミンCが含まれています。抗酸化作用、免疫機能の維持などの働きがあり、風邪予防やストレス緩和に効果があると言われています。

柿には甘柿と渋柿の2種に分けられますが、このうち渋柿は渋抜きをしないと食べられません。脱渋は「炭酸ガス」を使う産地が多く、そのほか焼酎、ドライアイスなど様々な方法もあるそうです。

山形県を代表する庄内柿は、「平核無(ひらたねなし)」という品種の渋柿です。果肉がきめ細かく滑らかなので非常に食べやすいです。料理にも使いやすく、上部のヘタをカットして、スプーンなどで果肉をくり抜き、器にして使うのがおすすめです。中に柿のなますを入れたり、カットした果肉と一緒にゼリーを流し固めたり、カスタードとカステラを詰めて、カットした柿と生クリームをトッピングすればケーキとしても楽しめます。特におすすめなのは、カットした柿を生ハムで包む組み合わせです。イタリアの方に教えてもらいましたが、これが本当に相性抜群なんですよ。ぜひ試してみて下さい。

一般社団法人フルーツラバーズライフ
久保直子

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