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トップやまがたフルーツコラムFruit Discovery フルーツ ディスカバリー〜メロン編〜

Fruit Discovery
フルーツ ディスカバリー
〜メロン編〜

山形県産庄内メロン

メロンは夏フルーツの王様というイメージがありませんか?

 まさに王様の象徴でもある「マスクメロン(アールスメロン)」は網目のあるネット系ですが、「マクワウリ」に代表される網目のないノーネット系もあります。果肉の色は青肉、赤肉、白肉がありますが、青肉が一般的ですよね。

「マスクメロン」のマスク(Musk)とは、香りの王と言われる麝香(じゃこう)の意で、この名を冠した風味と香り、そして果皮全体に美しく張り巡らされたネットの見事な造形美は、日本を代表する芸術品と言えます。

メロンのもう一つの代表選手「アンデスメロン」は、ギフトはもちろん、自分へのご褒美にもしたいメロンではないでしょうか。甘みが強いなかでも後味がすっきりし、なめらかな果肉は、いくらでも食べたくなります。

山形県の庄内地域で栽培されている『庄内砂丘メロン』も、アンデスメロンが中心です。日本海沿岸の庄内砂丘は豊富な地下水があり、日照時間が長く、水はけが良いのでメロン栽培に適しているそうです。またひとくちに「アンデスメロン」といっても、実はその中にいくつかの品種があり、庄内産は味の良いことを優先し、あえて栽培の難しい品種(アンデス1号)にこだわり、他の産地との差別化を図っています。7~8月に盛期を迎えるため、お中元など夏の贈り物にも喜ばれています。

同じ「アンデスメロン」でも、産地ごとに種類や環境、栽培方法が違うので、味わいも違ってきます。産地ごとの食べ比べもできて楽しいですね。

生産者のこだわりがつまった「庄内砂丘メロン」を是非味わってみてください。

JA鶴岡 西郷選果場にて

一般社団法人フルーツラバーズライフ
久保直子

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