尾花沢すいかの園地にて
前職で某高級青果店の広報を担当していたのですが、夏のすいかの取材は年々増えていき、人気が上がっていると実感していました。人気が高まっている理由として、大玉に小玉、種なしや皮の色、果肉の色と多種多様のすいかを選べることがあるかもしれません。産地によって収穫時期が違い、西から北までリレー方式で楽しめるのも魅力ですよね。そして栽培方法も施設と露地があり、1年を通してすいかが楽しめるようになりました。それでも、やはり水分たっぷりのすいかは、暑い夏に食べたくなりますよね。
山形県は夏すいかの産地で、「尾花沢すいか」は暑い時期にぴったりの、大玉で食べ応えのあるすいかで、私の中でも一推しです。食べきれない場合は皮と種を取り、ザク切りにしてそのまま冷凍しておけば、氷菓子感覚で食べられますし、ミキサーでスムージーにしても美味しいですよ。種を取り除いた果肉を保存袋に入れて潰し、市販のガムシロップを加え混ぜて冷凍すると、簡単に「すいかのグラニテ」も楽しめます。
水分を多く含むすいかは、体を冷やしてくれる効果も期待できます。さらにシトルリンという成分が含まれていますので、血行がよくなり、冷え性改善、むくみ予防にも効果があると言われています。猛暑が続く日本の夏を乗り切るためには、欠かせないフルーツですね。
山形県さくらんぼ&フルーツPR協議会(山形県農林水産部農政企画課内)
山形市松波二丁目8番1号
電話.023-630-2414
尾花沢すいかの園地にて