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Fruit Discovery
フルーツ ディスカバリー
~ぶどう編~

高畠町屋代地区 ぶどう圃場にて

秋の味覚のぶどうは私たちにとって身近な果物の一つですが、100以上も品種があります。
近年は種無しで、皮ごと食べられるぶどうが主流になりました。これは 「シャインマスカット」が開発され火付け役になったかもしれません。甘みが強く、パリッとした皮とサクサクとした食感がクセになります。皮ごとそのまま食べられますので、少し贅沢ですがおやつタイムに最適ですね。

山形はぶどうの生産量は国内トップクラス。中でも「デラウエア」は生産量日本一です。小粒で甘みがギュッと詰まっていながらも程よい酸味もあり、スッキリとした味わいが初夏にぴったりです。県内のぶどうは6月の「デラウエア」から始まり、9月から11月頃にかけて「高尾」 「ピオーネ」「巨峰」「シャインマスカット」「安芸クイーン」「クイーンニーナ」などなど、多くの品種のぶどうが楽しめます。主産地である置賜地方は、周囲が山々に囲まれた盆地で、昼夜の気温差が大きいことや、成熟期に晴天が多く、夏場の降水量が少ない事から、ぶどう栽培の適地です。山形ぶどうが美味しい所以は、恵まれた環境のおかげなんです。「シャインマスカット」は、12月頃までと長い期間楽しむことが出来るのも嬉しいですね。

美味しいぶどうの見分け方は、枝が青々していて、皮の表面にブルームという白い粉が付いていて実に張りがあるものがおすすめです。ブルームはぶどうを守るため分泌されるろう物質なのですが、時間が経つと失われてしまうのです。
スーパーなどでぜひ、選んでみてください。

漆山果樹園 ぶどう圃場にて

一般社団法人フルーツラバーズライフ
西田 桂

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